純資産(資本金)・引出金


  個人企業の資本金


    個人企業の場合、純資産の部は「資本金」勘定で表示されます。
    「資本金」勘定の、増加及び減少は次の場合におこります。


     【資本金の増加】

     ・事業主からの資本の元入れ ・事業主からの追加出資 ・当期純利益



     【資本金の減少】

     ・事業主による資本の引き出し(事業用資産の家事消費)

     ・当期純損失



  引出金


    資本金の減少事項に「事業主による資本の引き出し」がありますが↑、これは事業用の
    資産(金銭・商品等)を事業と無関係に消費した場合をいいます。

    具体的には、事業に使っている預金から、自宅の光熱費等を支払った場合などがあげ
    られます。

    このような場合は、通常「資本金」勘定を減額するような処理をするのですが、これらが
    頻繁に行われる場合には「引出金」勘定を別に使用する場合があります。

    引出金は、資本金の控除項目にあたるので、決算において資本金に振り替えます。
    


    【例 題】事業で使っている預金口座から、自宅の電話代1000円が引き落とされた



       【解答1】 資本金 1000 / 普通預金 1000
      
       【決算1】 資本金を使用しているので、決算において追加仕訳はない


          【解答2】 引出金 1000 / 普通預金 1000

          【決算2】 資本金 1000 / 引出金  1000