収益・費用の繰り延べ


  収益の繰り延べ


     収益の繰り延べとは、“翌期に計上すべき収益を計算して繰り延べる”ことです。


      【具体例】 今期1月に受け取った受取家賃600円(1月~6月分前払い)の翌期分を
             繰り延べる (当社は3月決算の会社である。)


      【仕 訳】  受取家賃 300 / 前受収益 300


      【解 説】 1月の家賃受け取り時に、「(借方)現金600(貸方)受取家賃600」と記帳
            済みである。
            しかし、当期分の収益は1~3月分だけであり、4~6月分は翌期の収益で
            ある為、借方に「受取家賃」勘定を用い、収益を減額させている。

            翌期分の代金を事前にもらっているのだから、貸方には負債を表す
            「前受収益」勘定を使用する。




  費用の繰り延べ


     費用の繰り延べとは、“翌期に計上すべき費用を計算して繰り延べる”ことです。


      【具体例】 今期1月に支払った支払家賃600円(1月~6月分前払い)の翌期分を
             繰り延べる (当社は3月決算の会社である。)


      【仕 訳】  前払費用 300 / 支払家賃 300


      【解 説】 1月の家賃支払い時に、「(借方)支払家賃600(貸方)現金600」と記帳済
             みである。
             しかし、当期分の費用は1~3月分だけであり、4~6月分は翌期の費用
             である為、貸方に「支払家賃」勘定を用い、費用を減額させている。

             翌期分の代金を事前に支払っているのだから、借方には資産を表す
             「前払費用」勘定を使用する。